巫女っちゃけん。おだくじ

■映画『巫女っちゃけん。』
キャストは主演の広瀬アリス(しわす)の他、
神社の宮司であり、しわすの父親にリリー・フランキー、
母親に飯島直子、健太の母親にはMEGUMI。
また、5歳の健太には、公開オーディションで選ばれた山口太幹が
セリフのない難しい役を演じ切り制作ス゠ッフを驚かせた。
監督は『偶然にも最悪な少年』『ハードロマンチッカー』のグ スーヨン。

■あらすじ
短大卒業後すぐに就職するも辞めてしまい、現在ふたたび就職活動中のしわすは
父親が宮司をしている神社で巫女のアルバイトをしている。
「就職が決まったら巫女なんかすぐにやめてやる！」と父親に文句を言えど
しわすにはこれといってやりたいことや夢があるわけでもない上に
子供の頃に母親が家を出たトラウマにより何かしら反発してしまう。

そんなある日、神社でボヤ騒ぎ、賽銭や食べ物が盗まれる事件が発生。
夜中に神社を見回っていたしわすは、境内に隠れる5歳の少年、健太を捕まえる。
何を聞いても一切口を聞かない健太。
しばらく神社に預かられることになった健太の世話役に、大変不服ながら抜擢されたしわす。
参拝客に石を投げたり賽銭箱を燃やそうとしたりする、
どうしようもない悪ガキの健太に手を焼かされる日々の始まりだった。

母親の美和が健太を蠎えに来たのは突然だった。
しかし、健太の世話役から解放されたのもつかの間、
数日後にまたしても境内に隠れる健太が発見される。
健太の顔には殴られたようなアザが・・・
母親から捨てられた自分と健太を重ね合わせたしわすは、
健太を守らなければという思いを強くする。