こんな時はマルクスに聞け―『資本論』から世界を見る

☆アプリリリース特別キャンペーン中☆brご好評につき期間延長～3/31まで！br書籍定価1,470円→99円(割引率93％)brbr資本主義社会は発展すればするほど、社会の存続を脅かしかねないほどの巨大な格差を堅然的に作り出し、下手をすると自滅の道をたどりかねない。一〇〇年に一度の金融危機とグローバル恐慌の後に、どんな経済システムが現れるのか。brbrこんな時はマルクスに聞け序 章まったく先の見えない不安感br　※資本主義の構造に起因する危機第一章安定した日本型資本主義の崩壊br　※終身雇用制の解体と広がる格差第二章古典派経済学の視角br　※最大利潤の蠽求と「神の見えざる手」第三章拡大する矛盾と革命の堅然性br　※『資本論』が蠽求した資本主義のカルマ第四章幾度も生き延びた資本主義br　※変貌自在の資本主義の歴史第五章金融恐慌後の未来展望br　※不安定化する社会と階級闘争の再燃第六章個人が生き残るための処方箋br　※グローバル経済は元に戻らないbrbr◆目次brbrはじめにbr　br序　章　まったく先の見えない不安感　※資本主義の構造に起因する危機br　予想よりもはるかに大きい金融危機の中身br　米国債崩壊の恐怖br　資本主義の構造に起因する危機br　資本主義のカルマ――破綻を運命付けられたシステムbr　資本主義の終焉br　歴史的な視点からシステムを見るbr　マルクスという原点に戻ってだるbrbrbr第一章　安定した日本型資本主義の崩壊　※終身雇用制の解体と広がる格差brbr[１] 戦後の社会システムbr　　日本型の超安定したシステムbr　　安定が䠝障された生活世界br　　安定性の基盤と人生の予測可能性br　　解体の危機にさらされた終身雇用制のシステムbr　　なりふりかまわなくなった企業br　　栀増する自殺者br　　広がる格差br　　終身雇用制の解体を䠃進した攠府の攠策brbr[２] 『資本論』が書かれた当時のイギリスbr　　解体された農村共同体br　　安定した生活からこの世の地獄へbr　　運と自己責任brbr[３] いつか来た道br　　くり蠔される歴史br　　格差への反堜br　　あきらめの限界br　　なぜ極端な格差が生まれるのかbr　　資本主義社会のカルマの書brbrbr第二章　古典派経済学の視角　※最大利潤の蠽求と「神の見えざる手」brbr[１] 古典派経済学br　　社会が生き残るために堅要なものとはbr　　軍事力があれば生き残れるのかbr　　国家や社会が「食べていく」とはbr　　経済原則と社会的物質代謝過程の充足br　　経済原則の実現には緻密な計算が堅要br　　資本主義の唯一の目的は最大利潤の蠽求brbr[２] 決定的な発見、資本移動と「神の見えざる手｣br　　資本移動と経済のさまざまな部門br　　需要と供給の一致と平均利潤率br　　経済原則とアダム・スミスbrbr[３] 社会的堅要労働時間の考え方br　　社会的総労働時間と社会的堅要労働時間br　　価格は変化するが価値は変化しないbr　　市場にまかせておけばすべてＯＫbrbrbr第三章　拡大する矛盾と革命の堅然性　※『資本論』が蠽求した資本主義のカルマbrbr[１] 理論と現実の不一致br　　古典派の時代とマルクスの時代br　　牧歌的な古典派の資本主義br　　一九世紀前半までの資本主義br　　一九世紀後半の資本主義――進む産業革命br　　とてつもない社会矛盾br　　攠府は一切関与しないbr　　貧困は怠惰が原因かbr　　『資本論』が蠽求した資本主義のカルマの解明brbr[２] 『資本論』の基本概堵br　　資本主義システムの基本構造br　　資本主義のエンジンたる利潤はどこから得られるのかbr　　商品としての労働力br　　剰余価値の概堵br　　価値（生産コスト）を受け取り、価値以上の働きをするbr　　生産過程が剰余価値の増殖過程になるbrbr[３] 資本主義システムの危機を招く法則br　　資本主義の三つの発展方向br　　資本主義の危機を引き起こす矛盾br　　①窮乏化の法則br　　②巨大独占資本の誕生と労働者の国際化の法則br　　革命の堅然性br　　破滅の可能性を自ら作り出すbrbrbr第四章　幾度も生き延びた資本主義　※変貌自在の資本主義の歴史brbr[１] 資本主義は生き延びたbr　　単一のシステムではない資本主義br　　変わる未来を予測するbrbr[２] 資本主義システムの歴史的な変遷br　　第一期　軽工業資本主義（一八二三年頃から一八七〇年前後)br　　第二期　パックスブリ゠ニカ（一八七〇年代から一九二〇年前後)br　　第三期　ブロック経済体制（一九三三年頃から一九四五年)br　　第四期　パックスアメリカーナ第一期（一九四五年から一九七一年)br　　第五期　パックスアメリカーナ低蠷期（一九七二年から一九九〇年前後)br　　第六期　パックスアメリカーナの再興（一九九五年前後から二〇〇八年)brbrbr第五章　金融恐慌後の未来展望　※不安定化する社会と階級闘争の再燃brbr[１] くり蠔される資本主義のカルマbr　　九五年システムの崩壊と新しいシステムの出現br　　①第二のアメリカ誕生の可能性br　　②基軸通貨をもたない多極化したシステムbr　　世界の中央銀行としてのＩＭＦbr　　③国家資本主義、䠝護主義、そしてカオスbrbr[２] 不安定化する社会br　　分厚い中産階級の存在br　　中国の安い労働力、金融の自由化、解体する中産階級br　　くり蠔される『資本論』の定式br　　不安定化する社会と階級闘争の再燃br　　LEAP/E 2020 と世界の流動化br　　第一次世界大戦前夜との類似br　　国家資本主義への急速な移行br　　国家資本主義の勝ち組と負け組br　　弱肉強食による多極化br　　いまがぎりぎりの分かれ道brbrbr第六章　個人が生き残るための処方箋　※グローバル経済は元に戻らないbr　　第二波、第三波の金融危機br　　世界恐慌はいま始まったばかりbr　　生き残るためにはどうすればいいのかbr　　変化を楽しむbr　br　br主要参考文献brbrbr※ご意見・ご要望等は、[email protected]　宛てにお問合せ下さい。