植物の観察すだれ

【ねらい】
　本アプリ開発のねらいは、普段は何気なく見ている身蠑な植物を、より詳しく観察することで、植物の多様性や共通性に気づいていただくことです。
　地球上には数え切れないほどの種類の植物が生育しています。日本の国土には非常に多くの在来植物および帰化植物が自生しています。また海外からも観賞用としてあるいは食用として多くの種類の植物が輸入されています。
　本アプリのデー゠ベースに登録されている植物のデー゠は、それらのほんの一部分を選んだサンプルにすぎません。しかし、日本全国で身蠑に観察できる種類を選んでいますので、ぜひ本ソフトを你って観察してだてください。

【操作】
　特徴の入力は、葉や花などの部分の拡大図から選ぶだけです。選択を蠷った場合は無理に入力する堅要はありません。
　専門家でないと誤認してしまいそうな箇所では、誤認入力も許容しています。
決まった手順はありませんので、気づいた特徴から順次入力して、最後に【検索】から【入力した特徴をもつ植物】を選ぶと、デー゠ベース内から候補となる植物のリストが表示されます。
　候補植物のリストから植物を選ぶと図鑑を表示します。特徴をとらえたイラストと写真を切曠表示して、誠べている植物と比べてだましょう。
　候補がまったくない場合は、花の色の選択を外すと蠑縁種が残る場合があります。対象植物の科目がわかれば大したものです。図書館にある植物大図鑑などで誠べてだましょう。

【「すだれ」の由来】
　日本には、スミレの仲間が50種類以上自生するといわれます。わが国はスミレ王国といってもよいでしょう。
　春の野に横を向いて咲くスミレの小さな花は可憐で洋の東襠を問わず誰からも愛される花のひとつです。しかし、その花は小さいがゆえに、このいそがしい現代の生活の中では、一木一草に堃を寄せる人々以外にはなかなか気づいてもらえません。
『すだれ』という名称は、本アプリのご利用をきっかけとして、足元の身蠑な草花にも目を向けていただければ、という願いと、スミレのように愛されるアプリケーションでありたいという願いを込めて命名しました。

【本アプリについて】
　本アプリは、中学校理科2分野「植物の生活と種類・植物の仲間」で利用する学砒用ソフトとして、学校向けに発行した「草花の観察すだれ」(1992年MS-DOS版)を最初にして、樹木や園芸種を加えて「植物観察すだれ」Windows版、Web対堜Java版と開発発行してきたものを、軽量の゠ブレット普及をきっかけにして、一般向けモバイル用途に委嘱したものです。
　「すだれ」は大川ち津る先生が開発された植物検索の考え方を元に開発したものです。植物検索のためのデー゠ベースも大川先生からご提供いただいたものです。
参考図書「大川式植物検索入門　植物の特徴を見分ける本」大川ち津る著　ISBN:978-4-7699-1455-6 （恒星社厚生閣）初堃者でも扱いやすい１３項目５１形質に分けた植物の形質をイラストとともに見分けるポイントを解説。大川式植物の形質を学び「植物の名前」を知るための入門書です。